2008/07/31

松崎海岸の夕日

            Photos by Yuuuka Ooosumi

ここにきてようやく、写真を載せるという技をマスターしました。
これからはしょこたんペースでバシバシ載っけてこうと思います。

撮影のほとんどは伊豆の松崎町で行われました。
スタッフも役者も実際に舞台となる旅館に泊まり込み、起きたらすぐその場で撮影可能という、とてつもなく恵まれた環境でした。

写真はその旅館を出てすぐの所にある海岸から見た景色です。
海があって、山があって、天候にもほぼ毎日恵まれました。
夕日が本当に綺麗でした。

誰かが「今日の夕日はやばい!」と言い出せば、いつのまにか全員が海岸に集まり、監督達はカメラを回していました。
そのまま海で泳いだりする大人も後を絶ちませんでした。

とにかく、そんなこんなで、
噂に違わぬなんとも牧歌的な現場なのでした。

といっても、もちろん仕事はバリバリこなしてるんですけどね。
その辺りのメリハリが、ほんとプロでした。

2008/07/26

再誕

おはようございます。
ボランティア界の権威、鈴木です。

「そらそい」クランクアップから、早くも4日という月日が流れようとしております。
後半は忙しさと寂しさと切なさと疲れが折り重なって我が身に襲いかかり、更新どころではありませんでした。申し訳ありません。

さらにここ数日は起きてるのか寝てるのかもわからないまま、完全に燃え尽きた状態での甘ったるい実家暮らしを営んでおりました。荷物もまだ片付けていません。いい加減臭いです。

しかし、燃え尽きたと言っても実際のところ私が成し遂げたことなど特に何もなく、このまま尻すぼみにボランティアの肩書きを返上するのではあまりにも不甲斐ない。

何かしらの誠意でもって、ナイスレインボーの皆様に恩返しを、
もしくは恩返ししているようなモーションを、垣間見せなくては、
男が泣くというものです。

しかし編集作業やその他諸々の事物に取り入って貢献できるほど
手前にパソコン等のスキルの持ち合わせはないのであって、

一度任命されたメイキングも結局自分では一秒も回しておらず、
その点誠に申し訳ないばかりなのであって、

そればかりか地図も作ってなければ、脚本について思い付いたあれこれを文章化して送るという約束も結局ないがしろにし、手紙も結局納得いくものが提出できず、夜中に文章書いてばかりで現場では完全に寝ぼけ眼という、思い返せば思い返すほどダメなボランティアでしかない私に今更何ができるのかと。

もはやクビになった分際でおいそれと事務所に手伝いに来ましたというのもあれですし、そうなってくると在宅でできることなんざもはやこれしかないでしょうよと。
ブログでしょうよと。

実際5月から始まったワークショップを経て、映画「そらそい」がクランクアップするまでの行程は、今まで私が文章にしてきたことなど地球における沖ノ鳥島程度のサイズに過ぎず、もっと記述すべきドラマが三国志くらいはあるぞという事実。
これを見逃す訳にはいきませんね。そうですね。

とにかく、ブログを書きます。
これからも、延々と、個人的に、撮影の日々を思い返しながら。
この溢れんばかりの感謝の意を込めて。

メキングのカメラを回すという記録者の立場にはなれませんでしたが、ボランティアスタッフという非常に曖昧かつ中立の立場から観察した、ナイスレインボー組初の映画撮影現場に巻き起こったあれこれを、拙い文章で後出しながら掲載していくつもりです。

もはや完全に趣味の領域での活動となりますので、本当に暇な方のみお付き合い下さい。
よろしくお願いします。

2008/07/18

自宅にて

先日はヨーヨーの話ばかりしてしまい、申し訳ありません。
映画の撮影に関するレポートが任務であることを忘れておりました。
やはり寝ないとダメですね、人間。

今、大学のテストを受けるべく一時帰国中です。
ここ最近の日々の怒濤っぷりからすると、大学は本当に退屈です。
何が退屈って大学生しかいないんだもの。

カチンコを叩きつつ、石井さんや三木さんの演出を間近で拝見させて頂いて感じるのは、
演出ってすげえな、ということです。

脚本の段階で、これあんまうまくいってないなあと思うような台詞でも、
言い方一つ変えるだけでこうも面白くなるのかと、驚かされるばかりです。

脚本も、それを読んで役者が最初にする演技も、監督の前では素材であって、
それを監督なりに料理するのが演出なんだなと実感しました。

もちろん素材がよければそれをそのまま使うこともあるだろうし、
脚本家や役者はそれ目指して、監督の想像を超えるようなものを提出するべく頑張るのだと思います。

生徒さんを見ていて感じることは、やはり成長です。
女の子二人が室内のシーンで、本番中に外で鳴った花火の音をアドリブに取り込んだ瞬間はちょっと感動すら覚えました。

あと全体的に、ここは勝負所、という見せ場的なソロシーンが割とどの役者さんにも用意されていて、そこは解釈も難しければ、感情の出し方も難しく、さらに細かい台詞は自分達で考えるとあって、皆さんかなり苦戦を強いられるわけですが、だいたいが本人的に今一つうまくいってない感じで終わることが多いです。

しかし注目すべきはその後で、次の日からのその役者さんは、普通の何でもないシーンでの演技が今まででは考えられない程うまくなっていたり、何故か色々な気配りができるようになっていたり、人として成長している感すら漂っていたりもするのです。

ワークショップで映画を撮るというのは、こういうことかと、妙に納得しつつも、
自身も何らかの形で成長していきたいなと目論む21歳の夏であります。

明日からまた現場に復帰して、迷惑かけつつも頑張ってくるつもりです。
ブログももっと写真とか載せられたらいいなと思っています。
ていうか誰かコメント下さい。
いい加減、寂しいです。

2008/07/16

折り返し地点

3日目、4日目は多忙により更新できませんでした。
天候にも恵まれ撮影は快調に進んでおります。

映画は部活動の合宿みたいなものですね。
そして僕はマネージャーです。
お茶をくんだり運んだり、ゴミを捨てたりします。

奉仕が前提なはずなのに、8割くらい入ったままの誰のかわからないペットボトルがその辺に放置されているのを見つける度、少しだけイライラしてしまう自分との格闘。

人は、それをボランティアと呼びます。

いいえ、呼びません。

いよいよもって意味がわかりませんが、
そのぐらい疲れているんだという例えですこれは。

でも充実した疲れです。間違いないです。僕は今限りなくリア充です。

そういえば今日は前半の大きな山場であるキャンプファイヤーのシーンを撮りました。
大盛り上がりの後、しんみりしたメンバーが、涙のカミングアウトを連鎖させていくというシーンでは、自分も泣きながらカチンコを叩いたりしてみました。

一人だけ気付いてくれました。

あと夕食の時に、皆の前でハイパーヨーヨーを披露しました。
実は僕は筋金入りのプロスピナーなので、宴会用に持ってきていたのです。

ダブルハンドから繰り出されるクリスクロス・アラウンド・ザ・ワールドや、
天井を気にしながらのシュート・ザ・ムーンからのバーティカル・ループなどの
難易度の高い技よりも、普通に犬の散歩の方がウケがいいのには落胆しましたが、
その後、照明部の方に「お前あれだけできれば照明で食ってけるよ」という確約を頂き、ちょっとだけ嬉しかったです。

正直、照明とヨーヨーとの関連性についてはよくわからなかったのですが、僕の使用しているハワイ限定のヨーヨーが、夜光タイプだったことに少し関係があるのだと思います。

そんなこんなで、忙しくも楽しい毎日です。
ボランティアなのをいいことに、役者さんともほぼ友達の様に付き合わせて頂いているので、
映画作りというものを本当に色んな角度から見ることができています。

監督、助監督、プロデューサー、音響、照明、役者、その他諸々の方々と、かくも親密に関われる機会を与えられている大学生なんぞ、もしかしたら自分だけかもしれません。

感謝の気持ちを忘れずに、明日からもヨーヨーの練習をかかさないようにしたいです。
おやすみなさい。

2008/07/13

2日目です

二日目終了です。

昨日は初日と言うこともあって調子に乗ってしまいすいませんでした。

映画、半端じゃないっす。

映画というとそれは監督のものというのは多くの人がそう思っているし、まあ実際そうなんですけど、それはそうとして助監督とか制作部ってやべえなこれ。

天才だよ。あたしゃ3回死んでもこんなにテキパキできないよ。

というのが準備段階で抱いた気持ちな訳ですが、甘かった。

全員天才。

録音部も照明部も撮影助手も皆天才。そして鉄人。

基本的にスタッフは撮影中はもちろん忙しく、休憩時間はもっと忙しい訳ですが、そんなの関係ない人達ばかりだ。大変だ。どうしようだ。

しかもこの現場のスタッフさんは優しい。

カチンコの音はでかければでかい程いいと思ってる僕を優しく諭してくれる。

レフ版遮って立ち尽くしても全然怒らないでくれる。

これはもう、頑張るしかありません。

日々勉強です。

なんか自分のことばかりで映画について触れられませんでしたが、

本当に疲れていてそれどころではありません。

申し訳ないですがもう寝ます。

こんな清々しい疲れは本当に高校の部活以来です。

浜辺で皆で踊るシーンが楽しかったです。

わあああ。

2008/07/12

クランクイン!!!

2008年7月11日

ご無沙汰しております。鈴木です。

いやあ、大変なことになっております。映画ですわ映画。

石井さんが舞台挨拶に遅刻してまで書き上げた脚本ですよこれ。

実際この話が決まってから、私もボランティアスタッフの枠を超え、

メイキング撮影を託されたり、生徒さんと一緒にキャラ設定考えたり、

ロケハンに参加させて頂いたり、泣いたり笑ったり手紙を書いたり、

もうてんてこ舞いでした。ブログも更新できませんでした。

 

そして今日、クランクイン。

お茶回りの管理をしつつ、荷物を運びつつ、ゴミを片付けつつ、

カチンコを打たせて頂きました。

カチンコってあれですよ。あの映画っぽいやつですよ。

あれを叩く人は常に現場の最前線にいれて、監督の演出や役者の演技を間近で味わうことができる訳です。

ボランティア冥利に尽きるとはまさにこのことですよ。

 

さらにさらに、なんと今日私はエキストラとして出演まで果たしてしまいました。台詞まで喋らせて頂きました。

役柄と致しましては、上半身裸で肘にて脇腹をペチペチ鳴らしつつ、

「ぃよいしょぉッ!!!」と叫んで雲を移動させようとする人。の弟子です。

 

撮影自体は雲が若干多かった以外は随時順調に進み、

映画初出演の役者も多い中で、初日なのにバッチリ予定通り終えることができました。

 

今回は特にスポンサーもなく自主映画に近い形なので、監督たちもまさに好き放題やっており、そこかしこでアドリブ連発の非常に生き生きとした現場です。

 

中でも今日面白かったのは、男が可愛い女の子を見て一目惚れし、

嬉しそうに歩き去るというシーン。

リュウ役の森岡龍君を千本ノックと題し、アドリブまかせで24テイクも休みなしで撮り続けるという、愛の溢れる拷問。

 

しかもそれにちゃんと毎回違う芝居で答えるプロの技。

涙以外に何も出ませんでした。

 

ワークショップでもどんどん仲良くなっていった生徒の皆さんですが、

今回は伊豆の旅館に撮影しながら一月近く泊まりっぱとあって、

もはやスタッフもひっくるめて、かなり親密な撮影集団が形成されております。

いい大人が文化祭と修学旅行を一気にやっている感覚です。

最高です。

 

そんなこんなで、明日も頑張ります。

青春ダンスムービー「そらそい」をどうぞ宜しくお願い致します。