2008/07/16

折り返し地点

3日目、4日目は多忙により更新できませんでした。
天候にも恵まれ撮影は快調に進んでおります。

映画は部活動の合宿みたいなものですね。
そして僕はマネージャーです。
お茶をくんだり運んだり、ゴミを捨てたりします。

奉仕が前提なはずなのに、8割くらい入ったままの誰のかわからないペットボトルがその辺に放置されているのを見つける度、少しだけイライラしてしまう自分との格闘。

人は、それをボランティアと呼びます。

いいえ、呼びません。

いよいよもって意味がわかりませんが、
そのぐらい疲れているんだという例えですこれは。

でも充実した疲れです。間違いないです。僕は今限りなくリア充です。

そういえば今日は前半の大きな山場であるキャンプファイヤーのシーンを撮りました。
大盛り上がりの後、しんみりしたメンバーが、涙のカミングアウトを連鎖させていくというシーンでは、自分も泣きながらカチンコを叩いたりしてみました。

一人だけ気付いてくれました。

あと夕食の時に、皆の前でハイパーヨーヨーを披露しました。
実は僕は筋金入りのプロスピナーなので、宴会用に持ってきていたのです。

ダブルハンドから繰り出されるクリスクロス・アラウンド・ザ・ワールドや、
天井を気にしながらのシュート・ザ・ムーンからのバーティカル・ループなどの
難易度の高い技よりも、普通に犬の散歩の方がウケがいいのには落胆しましたが、
その後、照明部の方に「お前あれだけできれば照明で食ってけるよ」という確約を頂き、ちょっとだけ嬉しかったです。

正直、照明とヨーヨーとの関連性についてはよくわからなかったのですが、僕の使用しているハワイ限定のヨーヨーが、夜光タイプだったことに少し関係があるのだと思います。

そんなこんなで、忙しくも楽しい毎日です。
ボランティアなのをいいことに、役者さんともほぼ友達の様に付き合わせて頂いているので、
映画作りというものを本当に色んな角度から見ることができています。

監督、助監督、プロデューサー、音響、照明、役者、その他諸々の方々と、かくも親密に関われる機会を与えられている大学生なんぞ、もしかしたら自分だけかもしれません。

感謝の気持ちを忘れずに、明日からもヨーヨーの練習をかかさないようにしたいです。
おやすみなさい。

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