
ご無沙汰しております。
さすがに更新が滞りすぎました。
気付けばもう12月です。早いなあ。
今日からはもうとにかくたくさんある写真をランダムで選び、
それに関してとりあえず何か書いてみて、
どうなるかな的な流れで頑張りたいと思います。
それでは早速今日の1枚。
これは三木さん演じる旅館「そらそい」の主人
ふんどしさんが、近くの海に生息するという謎の生物
「シャクレザメ」の危険性について、その顎の骨を手に取り、
さらに顔マネを交えつつ解説しているところです。
久しぶりついでに内容を考えてみます。
旅館の近くにある崖の下に多く生息するこの生物は、
肉食ではあるものの主に生物の死体の肉などを好み、
人間の死体なども跡形もなく食い尽くす習性を持つ。
それが自殺者にとってはむしろ好都合ということで、
次第にその崖は自殺の名所とうたわれるようになっていった。
やがて豊富な餌を土壌にシャクレザメの個体数は急増し、
海の生態系も次第に乱れ、海水浴客の被害例も出るばかりか、
ついには漁業にまで影響を及ぼし始めた。
この状況を打開すべく、役場はかつて鮫獲り名人として
その名を馳せていた「そらそい」の女将に鮫の駆除を依頼。
以後、女将の尽力により海に平和が戻った。
しかし一昨年、女将の心不全による急死をきっかけに
またしてもシャクレザメはその勢力を増してきている。
最近では淡水と海水の交わる河口付近にまで出没するという
情報も寄せられているので、遊泳の際はくれぐれも注意が必要だ。
とまあ適当に考えてはみましたが、
この情報はあくまで僕個人の適当な妄想であり、
公式なものではないので今すぐ忘れて下さい。
リアルな成り行きを話せば、旅館の受付のショーケースに
鮫の歯が2つほど上下逆さまに置いてあって、
それがシャクレているみたいで面白かったのでそのまま
「シャクレザメ」として登場させたというお話であります。
映画『そらそい』はこのように、その場にたまたまあった
面白いものや出来事をズンドコ取り入れていく映画でした。
日程や撮影環境の他に、そういった意味でもこの作品が
ドキュメンタリーに近いという所以が見え隠れしております。
ちなみに現場ではこの「シャクレザメ」が流行語となり
主にフーちゃんが大声でその名前を連呼しておりました。
帰りのバスではそれが数時間続いたとの噂もあります。
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