5月9日 金曜日
中野のとあるスタジオで、NR役者養成ワークショップ、記念すべき第一回目の授業が行われました。
生徒の皆さんはやはり多数の応募の中から選ばれただけあって、不審者でしかない僕にも気持ちよく挨拶してくださる、ナイスな人達ばかり。
そして4人の監督を始め、周りのスッタッフの方まで、これでもかというほどのいい人揃いで、初回からほっこりとした温かいムードで授業が始まりました。
まずはやはり自己紹介なのですが、好き嫌い表というものが全員に配布され、そこに各々が好きなもの、嫌いなものを、包み隠さず書き尽くし、一人ずつ発表するという、少し変わった形式のものでした。
そして最初に、監督達が驚くほど赤裸々に自分自身をさらけ出していくことで、あとに続く生徒さんたちも自然と途方もない分量の好き嫌いを羅列し、全員が終わる頃には不思議とだいたいのキャラが掴めているという素敵な展開。
コーチとして来ていた白仁さんは、初っぱな「電車が好きです」と言ってしまったばかりに、その後生徒さんから「電車さん」の愛称で親しまれることに。
自己紹介が終わると、次は監督方から生徒さんに、こういう役者を目指して欲しいというお話が。
その中でも中心を成していたのは「いい人であれ」という主張でした。
もう「いい人」が癖になるくらいの勢いを目指しましょうと。
「いい人プレイ」で戯れましょうよと。
授業後、もとからいい人だった生徒さんがさらなるいい人と化し、机を運んだり、椅子を片付るのを手伝ってくれたことは言うまでもありません。
僕は自分のボランティアとしての存在意義がどんどん希薄になっていくのを肌で感じ、負けじと頑張るばかりでした。
いい人がいい人にいいことをし合うという、善のクロスカウンターの果てに我々は何を見るのか。
そして高め合った善は、どこにどのような形で昇華されるのか。
紀香さん、楽しみですね。
何を言っているのかよくわからないのでこの辺で失礼します。
次こそは爽やかな文章が書きたいです。
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