2008年7月11日
ご無沙汰しております。鈴木です。
いやあ、大変なことになっております。映画ですわ映画。
石井さんが舞台挨拶に遅刻してまで書き上げた脚本ですよこれ。
実際この話が決まってから、私もボランティアスタッフの枠を超え、
メイキング撮影を託されたり、生徒さんと一緒にキャラ設定考えたり、
ロケハンに参加させて頂いたり、泣いたり笑ったり手紙を書いたり、
もうてんてこ舞いでした。ブログも更新できませんでした。
そして今日、クランクイン。
お茶回りの管理をしつつ、荷物を運びつつ、ゴミを片付けつつ、
カチンコを打たせて頂きました。
カチンコってあれですよ。あの映画っぽいやつですよ。
あれを叩く人は常に現場の最前線にいれて、監督の演出や役者の演技を間近で味わうことができる訳です。
ボランティア冥利に尽きるとはまさにこのことですよ。
さらにさらに、なんと今日私はエキストラとして出演まで果たしてしまいました。台詞まで喋らせて頂きました。
役柄と致しましては、上半身裸で肘にて脇腹をペチペチ鳴らしつつ、
「ぃよいしょぉッ!!!」と叫んで雲を移動させようとする人。の弟子です。
撮影自体は雲が若干多かった以外は随時順調に進み、
映画初出演の役者も多い中で、初日なのにバッチリ予定通り終えることができました。
今回は特にスポンサーもなく自主映画に近い形なので、監督たちもまさに好き放題やっており、そこかしこでアドリブ連発の非常に生き生きとした現場です。
中でも今日面白かったのは、男が可愛い女の子を見て一目惚れし、
嬉しそうに歩き去るというシーン。
リュウ役の森岡龍君を千本ノックと題し、アドリブまかせで24テイクも休みなしで撮り続けるという、愛の溢れる拷問。
しかもそれにちゃんと毎回違う芝居で答えるプロの技。
涙以外に何も出ませんでした。
ワークショップでもどんどん仲良くなっていった生徒の皆さんですが、
今回は伊豆の旅館に撮影しながら一月近く泊まりっぱとあって、
もはやスタッフもひっくるめて、かなり親密な撮影集団が形成されております。
いい大人が文化祭と修学旅行を一気にやっている感覚です。
最高です。
そんなこんなで、明日も頑張ります。
青春ダンスムービー「そらそい」をどうぞ宜しくお願い致します。
0 件のコメント:
コメントを投稿