2008/06/19

第5回ワークショップ

お久しぶりです。鈴木です。
パソコンのパの字ぐらいしかわからない私が、Googleのデフォルトそのままでお送りする愉快な日記も、いよいよ持って佳境に入って参りました。

正直今まで誰も読んでないだろうと思い、夜中のテンションでダラダラ書いてしまっていた訳ですが、ワークショップの生徒さんやスタッフの方々からことごとく「読んでますよ」と言われ、「マニアックだよね」とか、「普段とテンション違いますよね」とか、「マイノリティに向けて書いている感じがとてもいいと思う」等々、数々のありがたいお言葉まで戴いてしまった今、意外な視聴率の高さと自分がマイノリティであったという事実に驚愕すると共に、次回からはもっと頑張ろうと、決意も新たに今回の執筆に臨んでいる次第です。

という訳で、今回はポップにコンパクトにまとめていくつもりです。
こんな僕ですが、初めて買ったCDはPUFFYなんだというところを見せつけてやろうと思います。

6月6日 金曜日
今日はゲストにair:manの御三方をお招きし、ワークショップで撮る映像の合間合間に挿入されるダンスのサンプルを、まずは皆でDVDにて鑑賞しました。

短い期間にも関わらず、作って来て頂いたサンプルは20を超え、さらにどれも面白くてカッコ良くてかわいいという、文句の付け所のない仕上がりでした。

具体的にはビヨンセのように股を開いてしゃがんだかと思ったらそのままうさぎ跳びで去って行ったり、マグロのように横たわったり、あぐらのまま転げ回ったり、見ている側からすぐにやってみたくなるものばかり。

その他に全員でそろえて行うユニゾンの振り付けもあり、今回は皆でそれを練習することとなりました。
踊るには少し狭いスタジオに犇めく若者、跳ね回る身体、飛び散る汗、弾ける笑顔。
最高です。

全体的に、女の子の方が若干飲み込みが早く、男性陣の、特にあっちゃんの踊りのぎこちなさっぷりには、もはやある意味逆にピンポンと言いますか、そのままの君でいてと言いますか、なんというかもう少しで告白するところでした。

対照的に創作ダンス全米チャンプという輝かしい経歴を持つマコちゃんは、普通にできている上にまだまだ流しているというか、王者の余裕すら漂っておりました。

ゆくゆくは二人のダンスバトルが実現することを願って止みません。

さて、踊りが終わるとまたいつものカフェを駆使しての即興大会です。

「修羅場と写メ」

手前に座っているカップル。
女は男に向かって厳しい口調で何かを問いつめている。
どうやら男の浮気が原因のようだ。

男は女の話をちゃんと聞かず、終始目も見ずに投げやりな受け答え。
次第に女の怒りも頂点に達し始める。

一方、奥にいる二人組はお互いのケータイを見せ合っている。
街で見つけた面白いものを写メで撮るのが二人の共通の趣味らしい。

しかし、ここで事件が起きる。
ついに堪忍袋の緒が切れた女が、カウンターに乗り込み、包丁を取り出して、男に襲いかかろうとするのである。

さすがにビビる男。
必死に止める店員の電車さん。
ここぞとばかりにその光景を写メに撮る二人。
空しく響く「ティロリロリーン♪」の音。
「写メ撮ってんじゃねーよ!!」と、さらにキレる女。
一瞬ケータイをしまい、しかしまた撮り始めるタチの悪い二人。
もはや発狂する女。騒ぐ男。止めるトレイン。
カオス。

そこに、大山マスターがトイレから登場。
繰り広げられる奇妙な光景を見て一言。

「ん、何してんの?写真?なら俺が撮ってあげるよ。ハイ、チーズ!」

一同、急に満面の笑みで写真に納まる。
おわり。

今日も今日とて面白かったです。

もちろんただ面白いだけでなく、途中、間違えて写メの音が鳴ってしまった場面では、そこで戸惑わず、ハプニングを演技に取り込んでしまうとこが出来れば、逆にそれがリアリティを生む。
というような、かなりためになる指導も随所随所に織り込まれた、とてもとても内容の濃いワークショップであると私は思います。

文章としてはおよそいつも通りの結果となってしまいましたが、今日はこの辺で失礼します。
おやすみなさい。

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