
言わずと知れた、映画監督、石井克人氏です。
食器片手に満面の笑みであります。
それもこれも飯がうまいのと、伊豆がいい所なのと、
現場の雰囲気がいいのと、いや、
というか監督がこういう感じなので現場の雰囲気がいいんですね。
間違えました。
しかしまあ、とにかくいい笑顔です。
美輪明宏に初対面で抱きつかれ、
「愛してるわよ」と言われたという伝説も存在するほどの、
いいオーラ滲み出してるマンなわけです。
今回の現場ではカメラマンも担当していたので、
カチンコの僕は終始そばにいることができました。
そしてまあ、いうまでもなく、迷惑かけまくりました。
テイク数わからなくなって書くのが遅れて何度ケツボールドしたことか。
ケツボールドというのは、通常各テイクの頭にカチンコを入れるのに対し、何らかの理由でそれがムリだった場合に、最後に入れるという技のことです。
撮り終えた時にカメラマンさんがケツであることを忘れていて
カメラを切ってしまう可能性もあるので、
ケツの場合はカットがかかった瞬間に「ケツお願いします!!!」
と叫んでカメラに駆け寄ります。
いくら昔から石井さんのことが大好きだったとはいえ、
まさか人前でこう何度も「ケツお願いします!!!」
なんて頼むことになるとは夢にも思いませんでした。
何を言っているんでしょうか私は。
照明部の時といい、どうもそっち系に逃げる傾向が見られますね。
よくないよくない。さわやかさわやか。
しかしカチンコを時にボールドと呼んだり、
ビジコンをデジコンとかモニターと呼んだり、
現場の道具や言葉には2つ以上名前があることが多くて焦りました。
ですがとにかく、この夏、この現場で、
自分が石井さんの横で色々あたふたできたということは、
これはもう一生の思い出であります。
なんか書いていたら色々込み上げてきたので、
この場を借りてお礼を。
ありがとうございましたありがとうございました!!!
勉強になりましたマジでありがとうございました!!!
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