実は去年まで、COMBOPIANOというバンドのライブを撮影させて頂いておりました。
キーボードの狂った感じの方は、渡辺琢磨というピアニストで、
他にもsighboatというバンドをやっていたり、
冨永昌敬監督の映画や本谷有希子の舞台の音楽作ってる天才です。
『Agatha』というアルバムは本当に意味が分からないくらいいいです。
ドラムの千住宗臣さんも一時はあのボアダムスにいたりした俊英。
しかも超いい人。さわやか。いけめん。
映画も音楽も俄然インディーズの方が熱かったりする昨今ですが
特に音楽は映画程お金がかからないのもあってか、凄い人は皆フリーです。
そして皆つながっている。
こういう世界もあるんだなと、当時大学生だった僕は感心しつつ、
アーティスト集団との会話は自分ってものが相当固まってないと
色々しんどいなあ、などと若干壁も感じたりしていましたね。
若さ。そう、あれは若さ。
そもそも何故ライブを撮ることになったかと言えば
初めて行ったライブで話しかけられ、打ち上げに呼ばれ、
家が仙台だから泊めてくれと言われて友人宅に上がり込み、
映画やってるならライブ撮ってよ今度仙台であるからと言われ、
ノリで夜行バスにて仙台へ赴きライブを撮影し打ち上げで牛タン食って
隣に座った女性がやくしまるえつこで驚きつつもその日の夜行で帰ったり、
若さ。そう、あれは若さ。
だいたいまずカメラのことなんて何も知らないくせにノリで引き受けたので
上の映像もなんかカクカクしてますが、それでもだんだん上達はして、
最後となった大晦日のライブは本当にうまく撮れました。
演奏も最高で、今でもたまに見て泣きそうになったりしてます。
最近新譜が二枚程出たのですが、何故コレを同じ人が、、
という二極性にやっぱり魅力を感じてしまいます。
色々腑に落ちない点もあったがいい経験だった!
ので概ね感謝しております。
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